つじもがブログに殺ってきた情報戦に乗り遅れる日本音楽業界

04 | 2024/05 | 06

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情報戦に乗り遅れる日本音楽業界

ＣＤ交換サイト運営ピンチ
ちょっと気になったニュースがあったので拾ってみます。概要はCD交換サイトというのがあって、そこのデータベースにアマゾンの画像が使われていたんだけど、アマゾンがその使用を禁止したというニュース。

裏で音楽業界の圧力があったんじゃないかとか、今後アマゾンが音楽データ配信に乗り出すための布石とか色々考えられますが、実際はまあジャスラックの圧力があったと考えるのが妥当な気がします。

昔というほど昔でもないですが、ソニーがMDを販売始めた時に、音楽CDの販売力が落ちるみたいなニュースを見たことがありましたが、蓋を開けてみれば音楽に触れるきっかけが増え、CDの売り上げが伸びたそうです。

時代はシリコンオーディオ全盛で、そりゃCDの売り上げが伸び悩むのも分かります。でも、音楽ってそういった数字を追っかけてナンボの業界ってわけでもない気がするんですよね。商売としては分かりますけどもぉ。

アニキのCDや(僕の頃はレコードやテープでしたが)を一緒に聞いたり、盗みぎぎしたりして大人の音楽にあこがれたり、友達と交換して世界を広げたり。CD交換サイトってのはそういうワールドワイドウェブが持つ可能性に古き良き慣習をプラスした素敵なサービスじゃないかと思いますが、そこを締め付けるのってゆくゆくは自分(ジャスラック側、あるいは音楽業界)の首を絞めることになるんじゃないかとはてなマークを浮かばせずにはいられません。

デジタルであってもアナログであっても、素敵なものは素敵なのです。音楽を楽しむきっかけや可能性が、商売でつぶされてしまうんだとしたら、アーチストはどんな思いをして音楽を作るべきなんですかねえ。

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

【2007/10/20 19:02】 | 未分類 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

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